仕事よりプライベート優先「東大院出てもUターン就職~」を読んだ感想

書評

このような記事を読みました。

東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位

近年、仕事や会社で働くことに対する価値観の変化しているといわれていますが、この記事を読むとそのことがよくわかります。

記事によれば、

「仕事ばかりの人生はイヤ」「お金より家族との時間が大事」——。いわゆるいい大学を出て大きな会社に勤めて一生懸命働けば、安定して幸せな人生を送れるという価値観はいまだ根強い一方で、そこにとらわれない人は20〜30代を中心にじわじわ増えつつある。

とのこと。特に、「仕事ばかりの人生はイヤ」という言葉には、非常に共感しますね。40年も会社に縛られるなんて、牢獄としか思えませんから。

スポンサードサーチ

東大を出ても地元に帰って就職したい

記事中で取材されていた女性は、東大の大学院を出ましたが、地元に戻って就活したいとの意向を持っています。

そのこころは、

「東大で学ぶことには魅力があったのですが、暮らすなら絶対、地元がいい。人の多い街でバリバリ利益を追求するより、家族との時間を大切にしながら、自然豊かな地域のために働きたいのです」

就職先には県庁や市役所といった地方公務員、または地元のインフラを担う民間企業に勤めるのもいいと考えている。

とのこと。

確かに、東京の大企業でバリバリと働くことが、果たして幸せかどうかはわかりません。東大を出て電通という大企業に就職したけれど、過労によって自殺してしまった女性がいたことは、記憶に新しい。確かに、お給料はいいのだろうけど。

心身をすり減らして働くことに、何の意味があるのかと思わずにいられません。私などは、社会がどうなろうが構わないし、社会に貢献したいとか、よくしたい、人の役に立ちたいなどとはまったく思っていません。自分がよければそれでよいと思っている。「自分ファースト」といってもいい。

最近の20代、30代で増えているのはこういう人なのではないかと思ったりする。仕事(=公益)より、家族や趣味(=私益)に時間を使いたい。たとえ、贅沢な暮らしはできなくても。

セミリタイアもこの考え方の延長上にあると思います。

親は「せっかく東大を出たのに」

自分の好きに生きればそれでよいかと思いますが、そこに壁になるのが「親」なのです。

先ほどの女性も、親に意向を伝えたところ、

決断は、親には意外だったようだ。孫が地元に戻ってくることを手放しで喜んだのは、周囲では祖父くらいだった。

「やはり、せっかく東大を出たのだから、東京や世界で活躍してほしいという気持ちが、あったんだと思います」

親の世代は、いい大学を出て、いい会社に入って・・・というのが、当たり前だったのですから、いたしかたない面もあるでしょう。

私も、セミリタイアにあたって大きな壁になるのが、「親」ではないかと考えています。

セミリタイアの最大の関門は「親」かもしれない
親のことを「尊重」しすぎると、真の意味で自分の人生を生きることができないのではないかと思います。親を精神的に捨てる覚悟も必要かもしれません。

最終的には、親をはじめとする「世間」の価値観から離れて、自分の生き方を貫けるかどうかだと思います。

スポンサードサーチ

仕事よりも家庭・プライベート6割超

記事からの引用ですが、

現代は、「出世や高収入より家庭やプライベートを大切にしたい」と考える人が、とくに若い世代を中心に増えていることは、官民を問わずさまざまの調査で表れている。

内閣府が全国の16〜29歳、1万人を対象とした「就労等に関する若者の意識」調査(2017年)によると、「仕事よりも家庭・プライベートを優先する」と答えた人は64%。2011年調査の53%より10ポイント超増えている。

もう、仕事や会社が最優先の社会は、終わりつつあるといえるでしょう。日本も高度経済成長期から続く流れは、終わったといってもいい。日本も成熟してきたということ。

これからは、自分のペースで働く、あるいは辞める、また必要になれば働くといった感じになっていくような気もします。

そして、セミリタイアもそうした生き方の選択肢の一つになればいいなと思います。

新時代は「セミリタイア」「FIRE」が選択肢として一般的になるか?
30年あまり続いた「平成」の時代も終わり、いよいよ新時代「令和」の時代が始まりました。仕事や会社といった概念が崩壊しつつある中で注目されている(?)のが、セミリタイアやFIREといったものです。
書評
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ティベリウスをフォローする
スポンサーリンク
会社に行きたくない~セミリタイア15ヵ年計画~