ソーシャルレンディングは危険?リスクと考えられる3つのこと

インデックス投資

ソーシャルレンディングというものをご存じでしょうか。

簡単に言えば、インターネット及び仲介会社を通じて、個人がお金を貸し出すというもので、ここ数年で大きく伸びているようです。早い話が「金貸し」ですね。インターネットがあれば簡単にお金を貸し出し、それに対する配当金をもらえるので、人気のようです。

さらに、魅力的なのがその利回りです。私が見た中でも、多くが年6%~8%のものも普通に存在し、中には10%を超えるものもありました。こうした高い利回りが好感され、資産運用先として人気になっているのでしょう。

私も興味があり、いろいろと見ていたのですが、現段階では投資はソーシャルレンディングには投資はしていません。それは、いくつかリスクがあると考えたためですが、今回はソーシャルレンディングのリスクについて考えたいと思います。

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ソーシャルレンディングにはリスクがある

当然のことですが、この世に無リスクの投資案件などありません。完全に無リスクなのは、金融機関に預けている預貯金でしょう。これは、1,000万円までなら金融機関が破たんしても元本とそれに対する利子までは保証されています。ただし、その代わり利子は微々たるもので、ATMで1回手数料がかかればあっという間に吹き飛ぶようなもにしかなりません。そうであるからこそ、人は多少のリスクを負ってでも、高い利回りが期待できる投資を行おうとするのです。

ソーシャルレンディングもそんな有力な投資先の一つなのです。ただし、私は無視できないリスクがあると考えています。

①貸し倒れリスク

お金を貸し出すとなぜ利子(配当金)がもらえるのでしょう。それは、場合によっては貸したお金が返ってこない可能性があり、そのリスクに対してある程度の見返りをつけないと貸し手が見つからないからです。

つまり、もしかしたらお金が返ってこないかもしれないけれど、ちゃんと返済された場合は、これだけもうかるということが期待できなければお金を貸さないということですね。

こう考えると、利回りが高いほど貸し倒れリスクが高いというこを意味します。高リターンを約束しなければ、貸し手を集めることができないからです。

ソーシャルレンディングの場合は、なぜ高利回りなのかと言えば、普通の金融機関が貸し出さないようなリスクのある貸出先だから、となります。もし、普通の金融機関で貸してもらえるなら、そちらで借りて、わざわざ高い利子を払わなければならないソーシャルレンディングに頼ることはないでしょう。

この意味で、ソーシャルレンディング案件は元々からして貸倒リスクが高いということができるでしょう。そして、デフォルトになった場合には、お金が返ってこなくなるのです。ただ、土地などを担保としている案件もあるようですが、全員に十分に補償されるのかはなんとも言えないでしょうし、補償まではかなり時間もかかるのではないでしょうか。

②資金が長期間拘束される

第2点目ですが、ソーシャルレンディングの場合は、貸出期間が12カ月や24カ月など長期なものになるということです。中には、6か月とかも見たことがありますが、その期間中は何があっても資金を回収することはできません

これは私が好きではないと思う点です。自分のお金なのに、自分のお金でないような、そんな感じが気持ち悪いのです。

それに、貸出ている間になにが起ころうとも、指をくわえて見ていることしかできません。もし、株や投資信託の場合であれば、最悪の場合は、即座に売却し、現金に変えることができますが、ソーシャルレンディングの場合にはそうはいきません。

資金の流動性の低さがデメリットですね。

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③景気に左右される可能性がある

ソーシャルレンディングは、事業者のうたい文句として、貸し倒れが起こっておらず、これまできちんと返済ができていますと言っているところが多いですね。

しかし、これまでそうだったからと言って、これからもそうだと言いきれないことは当然のことです。

さらに、ここ数年は景気状態がよかったということもあるのではないかと思います。もし、リーマンショックのような経済危機が発生した場合にどうなるかは分かりません。元々がリスクの高い案件ですから、そのような場合には急速に資金繰りが悪化して、バタバタとデフォルトが発生するなんてことがないとは言い切れません。しかも、②で述べたように、貸し出した資金はすぐに回収することもできませんから、貸し手にとっては完全にお手上げ状態になってしまいます。

2019年現在でも、米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱問題など、多くの懸案があり、いつ経済が暗転してもおかしくありません。むしろ、もう景気後退が始まっているのではないかという意見すらあります。

そんな中で、長期に渡って資金が拘束されるソーシャルレンディングは、思っている以上にリスクがあるのではないかと考えています。

書店でソーシャルレンディングの本を見かけたが・・・

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少し、話が変わりますが、最近書店でソーシャルレンディングの指南本が置いてありました。それも、よく目立つ場所に陳列してあったのです。

いよいよ、ソーシャルレンディングもここまで広がってきたのかと思う一方で、私はあることを思い出していました。

それは、2017年から盛りあがった「仮想通貨」のことです。仮想通貨も話題になってくると、書店には仮想通貨関連の書籍が大量にならんでいました。

私の感覚的に、書店で関連本が並ぶようになったということは、かなり人々に広まりつつあり、「素人」が手を出し始めると「アブナイ」段階に入るのではないかという感覚があります。いつか、大きな問題が起こらなければいいが・・・と思ってしまうのです。

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リスクに見合うリターンなのか慎重に考えよう

ここまで、私が考えるソーシャルレンディングのリスクについて述べてきました。当然のことながら、実際に投資を行う、行わないは個人の自由です。

投資関係のブログを見ていますと、ソーシャルレンディングをしている方が多くいらっしゃり、投資状況の紹介などをされています。私は、ソーシャルレンディング自体を否定しているものではなく、個々人がリスクをきちんと理解した上で、行うことは何の問題もないと思います。

ただ、個人が取りうるリスクというのは、人ぞれぞれ異なるものですし、好みの問題もあります。

大切なのは、リスクをきちんと理解すること。目先のリターンの高さだけに目が行きがちですが、その裏にあるリスクを自分の中で消化することが大切です。

ソーシャルレンディングが魅力的な投資先であることは確かです。ただし、実際に投資するかどうかは慎重に考えましょう。

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