日本のサラリーマンは世界で一番会社を嫌っている

仕事論

私は会社がキライです。できることなら行きたくない。毎日、毎日電車に揺られて同じ道を行ったりきたり。

会社では、どうでもいい資料を作ったり、何も決まらない会議に出たり(あるいは、会議の準備をさせられたり)・・・あぁ、つまらない、くだらない。こんなことで人生の時間を浪費してもいいのか?

そんな疑問があるからこそ、セミリタイアをしたいと思っているのですが、世間一般にはどうなんだろう。

私みたいな人間は、マイノリティなのかといえばそうでもないらしい。もちろん、セミリタイアしたいという人はマイノリティかもしれませんが、会社がキライという人は実はかなりいるとのこと。

そして、「日本」のサラリーマンは世界でいちばん会社がキライなんだって。

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エンゲージメント調査の結果は?

「エンゲージメント」は、直訳すると「約束」という意味ですが、ここでいうエンゲージメントとは、会社への関与の度合いや会社への信頼関係、愛着といったもの。

このエンゲージメントが高いほど、仕事に対してポジティブでやる気があるということであり、低いほど仕事にネガティブで会社がキライということです。

アメリカのギャラップ社が、従業員のエンゲージメントを調査した結果(2017年)、日本のサラリーマンのエンゲージメントは、139カ国中132位で圧倒的な下位だったのです。先進国では最下位でしょう。

エンゲージメントの高いやる気のあるサラリーマンは、わずか6%で、アメリカの31%に比べるとその低さが分かります。その一方で、「やる気のない社員」の割合は70%(!)に達したのです(そりゃ、そうだろ!)

そう、日本のサラリーマンは圧倒的に、自分の会社が「嫌い」なのです。

日本人の労働時間は長く、生産性は低い

労働の指標として、労働時間と労働生産性があります。

1人あたりの年間労働時間は、かつて日本は年間2000時間を超えて先進国でも圧倒的に多かったのですが、最近では減少していて、2018年では年間1680時間で世界で22位となっています。(世界の労働時間 国別ランキング・推移(OECD)より)

しかし、これはパートタイムなどを含んだものであり、正社員だけで見ればやはり年間2000時間程度であまり変わっておらず、あいかわらず長時間労働をしています。

短時間労働の非正規社員が増える一方で、そのしわ寄せが正社員の長時間労働とサービス残業になっているのです。

では、長時間労働しているので、生産性が高いかというとまったく違います。公益財団法人日本生産性本部(https://www.jpc-net.jp/intl_comparison/)によると、

OECDデータに基づく2017年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、47.5ドル(4,733円/購買力平価(PPP)換算)。米国(72.0ドル/7,169円)の3分の2程度の水準に相当し、順位はOECD加盟36カ国中20位だった。主要先進7カ国でみると、データが取得可能な1970年以降、最下位の状況が続いている。

日本の生産性は、アメリカの3分の2しかなく、先進7カ国ではずーっと最下位なのです。

アメリカでGAFAと呼ばれる世界を席巻する大企業が勃興しているのを見れば、納得できるのではないでしょうか。

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日本の労働環境は最悪ということ

ここまでをまとめてみますと、

日本のサラリーマンは世界でいちばん会社が嫌いであるが、世界でもトップレベルの長時間労働をしていて、それにも関わらず世界(先進国)でいちばん労働生産性が低いということになります。

日本の労働環境がいかに最悪かということが分かります。社員は長時間労働を強いられ、やる気をなくし、生産性が下がる。生産性が下がれば、さらに長時間労働させられ、さらにやる気をなくし・・・という負のスパイラルに陥っているのではないでしょうか。

もう、日本の会社には期待できませんね。働き方改革だの何だのといったって、日本の労働慣習が大きく変わるとは思えない。どう考えても日本にGAFAのような企業は出てこないでしょう。

ということで、こんな世界最悪の労働を強いられる会社は早いこと辞めるに限ります。人生の時間のムダでしかない。

この日本の現実が広く認識されれば、あんがい、セミリタイアも日本で広まるかもしれませんね。