【老後2000万円問題】天国へ行くのに最も有効な方法は・・・

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天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである

― マキアヴェッリ『手紙』

金融庁の報告書が出て以来、「老後に2000万円が足りない」ということで、新聞やテレビニュースなどで大騒ぎになったことは記憶に新しいところです。いや、まだ続いているといってもよいでしょう。

報告書自体は、さほど目新しいことを言っているわけでもなく、若いうちからの資産形成を促すような内容です。金融庁は、「NISA」や「つみたてNISA」の制度を所管していますから、それらの制度の利用を促進したいという思惑があったことは確かでしょう。

しかし、予想以上の反発が起こってしまった。というよりは、参議院選挙を前に安倍自民党にダメージを与えたい朝○新聞と、野党が扇情的に煽りたてたものといったほうがよいでしょう。

野党のレベルの低さが改めて確認されたというべきですが、しかし、野党の思惑通りに”きちんと”煽られる人々がいることも確かです。

年金、そして老後をどう生きるのか、これは誰にとっても避けてはとおれない現実です。

老後に「お金に不自由しない」という「天国」に行くためにはどうすればよいのか。それは、誰かさんのように決して感情的になるものではなく、理性で現実を見る能力を身につけることではないかと思うのです。

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人間ならば誰にでも・・・

かつて古代ローマの武将・政治家であったユリウス・カエサルは次のような言葉を残しています。

人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は見たいと欲する現実しか見ていない

今回の騒動で大騒ぎをしていた人たちは、まさに「見たいと欲する現実しか見ていない」人たちであったように思われます。

本当に年金だけで、老後を暮らすことができると思っていたのでしょうか。

ネットや雑誌を見てみれば、ファイナンシャルプランナーなどが老後にはこれぐらい用意しておきましょう、といったような記事ばかりです。決して今回の報告書で言われたことは、目新しいことではないのです。

受給できる年金の額も、調べればすぐ分かるようなものです。決して今回の報告書で新しい数字が示されたわけでもないのです。

あげくの果てには、「年金返せデモ」までやっていましたね。年金の仕組みなどもまったく理解していないとしか思えません。よく考えもせずに、新聞やテレビのワイドショーで見聞きしたことを単純化して思いこんでいるだけです。

そもそも、テレビのワイドショーはそういった「頭の弱い」人たちでも理解できるように物事を単純化しています。

年金制度は続くと考えられるが・・・

少子高齢化が進んでいるのですから、今後は年金の受給額が減額される可能性が高いことも分かります。これが現実です。見たくない現実かもしれませんが、直視しなければならないものでしょう。

それを「国が悪い」「だまされた」と言っていてもしようがない。自分の生活のことなのですから、自分でなんとかしようと思うのが普通です。日本は社会主義国ではないのです。

とはいうものの、私自身は、年金制度は日本国が破綻しない限り、ある程度の支給額の減額などはありながらも存続すると考えています。

国民年金は有利な金融商品です
果たして、年金は払わないほうがよいのでしょうか。実は、「金融商品」として見たときに、国民年金は意外と有利な商品ではないかと思うのです。

とはいえ、それだけで生活するには不十分なことには変わりありません。現在の制度でも、国民年金は満額で月額6万5000円くらいです。

厚生年金に入っている人(サラリーマンなど)は、もう少し上積みがありますが、こうした「現実」を直視して準備するかどうかが、どんな老後を迎えるのかの違いになってくるのでしょう。

冒頭で紹介した中世ルネサンス期の思想家マキアヴェッリに言葉にあるように、「天国にいくため」の最も有効な方法は、「地獄への道を熟知」することです。

現実を直視せずなんの準備もしないことが、「地獄」につながる道の一つであることは誰にでもわかることでしょう。地獄につながる道を避けていけば、おのずと天国へ近づけるはずです。

今回の騒動でも、現実を見て行動を起こして天国へ向かう人と、国が悪いと言い続けるだけの人にわかれるでしょう。後者が地獄へ続く道を歩いているのは言うまでもありません。当人はそれに気づいておらず、認めもしないでしょうが(見たいと欲する現実しか見ていない!)

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節約、そして投資の道へ

では、具体的に天国へ続く道を行くにはどうすればよいのか。

それはとてもシンプルです。節約をして無駄遣いをしないこと。そして、少しずつ投資をすること。

投資といっても、株の短期トレードではなく、インデックス投資など長期的なスパンでの投資です。決してリスクがないわけではありませんが、世界経済が今後も成長していくと考えられるのであれば、世界全体に投資する価値はあると思います。特に若い人であれば、比較的長期の投資期間を確保できるので、老後を迎えるころにはまとまった資産になっている可能性が高いでしょう。

自分の人生、生活なのですから、国に依存するのではなく自分で調べたり、自分で考えて行動していくこと、これこそが「天国に行くため」の有効な方法なのではないでしょうか。

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