高級腕時計を買うのはファイナンシャルリテラシーのない証拠!

お金の考え方

ものすごく高級な腕時計、例えば20万円、50万円するようなものを使っている人がいますよね。しかし、よく考えればタカが腕時計に、そんなにお金をかける必要があるのか、その金額に見合う価値はあるんでしょうか?私には、さっぱり理解できません。

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「格付けチェック」に見る人間の感覚のあいまいさ

毎年、お正月恒例のテレビ番組で「芸能人格付けチェック」というものがあります。「一流芸能人」と呼ばれる人が、「高級なもの」と「安物」を見極めるという主旨の番組なのですが、例えば、よくあるのが、最高級牛肉とスーパーの安売りの牛肉を食べ比べ、どちらが高級品かをあてるというもの。ほかにも、何億円もするヴァイオリンと数万円のヴァイオリンの音色を聞き分けたり、様々なジャンルで一流と三流の見極めに挑戦します。そして、外すと「二流芸能人」「三流芸能人」とランクが下がり、最後は「写す価値なし」ということで画面から消えてしまいます。

番組自体は、おもしろいのですが、そこから分かるのは、「人間の感覚というのはあいまいで、いい加減なもの」ということです。

つまり、どういうことかというと、普段から高級食材を食べ慣れているはずの芸能人も、目隠しをされて、食材そのものの「味」だけの感覚で見極めようとすると、安物とはっきりと区別することができない。往々にして間違える。はっきり言って、味にそれほどの大差がないことが分かってしまうのです。

普段、私たちがものの価値を判断しているのは、「そのもの」それ自体よりも、そのものに付随する別のものに大きく左右されているのです。例えば、○○産の○○牛といった「ブランド」、その「値段の高さ」、「見栄えの良さ」・・・などなど。ブランドがついていると、いい製品のような気がするし、値段が高ければそれだけ価値があるという気がしてくる。

しかし、格付けチェックのように余計なファクターを外して比べてみると、区別できるほどの差はないということが分かります。普段から、高級品に触れている芸能人でさえ、そうなのですから、庶民は推して知るべしでしょう。

そう、価値がある、すばらしいと思っているのは、実はほどんどが「思い込み」に過ぎないのです。

まあ、GACKTさんみたいに、本物の一流芸能人なら分かるのかもしれませんが・・・・・(本当だとしたら、スゴイ!)

高級腕時計が高いのは、「ブランド」に価値があると思っているから

ということで、冒頭の高級腕時計の話になりますが、これも同じことです。腕時計自体には、20万円の原価はかかっていないでしょう。では、なぜこれだけ金額を上積みしているかというと、「ブランド」に価値があると思われているからです。

有名なものでは、「ロレックス」や「オメガ」などがありますね。そういうブランドを身につけていることが、「ステータス」と考える人にとっては、20万円やそれ以上の金額(100万円以上するものも!)を出す価値があるということなのでしょう。

でも、格付けチェックのように、ブランド名がわからないようにして、安物の腕時計と比べさせてみたらどうでしょう。意外と区別がつかないのでは?

性能自体も1~2万円くらいの腕時計と大差はないでしょう。性能に20倍以上の差があるとは思えません。

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余計なものに判断を狂わせられないようにしよう

腕時計に限りません。我々の周りには、どうにかして高く売りつけようとしている人がたくさんいます。

レストランに行けば、「××産△△を使った○○風○○、××を添えて~」みたいな「けったいな」名前をメニューに載せていたりします。これも、あたかも高尚な料理に思わせて、高い値段をつけているのです。

また、「芸能人のあの人も使っている」とった宣伝文句を使ったり、あの手この手で商品に価値があるかのうように見せて売ろうとしてきます。

大事なのは、余計なものに判断を狂わせられないこと。冷静に判断して、そのものの本当の「価値」を見極めて、それに値する「値段」なのかを判断することです。

腕時計なら、時間が分かればよいのです。(時間を知るのが腕時計の役目なのです!)私も、1万円ほどの腕時計を使っています。電波時計でソーラーバッテリーですし、6年ほど使っていますが、なんの問題もありません。

余計なものに使お金を使わず、貯金や投資に回しましょう。それが、資産形成への近道です。

あなたは、「それ」にいくら出しますか?