古代ローマ好きにおすすめのローマ1日観光コース

イタリア旅行

私が参加したトラピックスのイタリア8日間ツアーでは、ローマで1日フリー観光の日が設定されていました。

ツアーは基本的に、添乗員さんが観光地で案内してくれますが、実質ツアー最終日の6日目は、ローマでの1日自由行動をすることができます。

もちろん、添乗員さんが案内してくれるオプショナル・ツアーも用意されていて、その場合はナポリ・ポンペイの観光になります。

トラピックス海外ツアーのオプショナルツアーは申し込むべきか?
必ずしも参加する必要はありませんが、オプショナルツアーには全て参加すべきなのでしょうか。私が参加した経験から、すべてのオプショナルツアーに参加する必要はないと思います。今回はそう考えるに至った理由をご紹介したいと思います。

私は、「永遠の都」ローマを堪能したかったので、オプショナルツアーには参加せず、1日自分でローマを巡ることにしました。

特に、古代ローマ好きの私にとって、ローマはまさに夢の都です。今回は、古代ローマ好きの私がおすすめしたい1日コースをご紹介したいと思います。

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まずは、コロッセオと凱旋門へ

ローマといえばやはりコロッセオです。

トラピックスのツアーでも、前日5日目に連れて行ってくれますが、外側を見るだけです。

トラピックスのイタリア8日間ツアー5日目旅行記
トラピックスのイタリア8日間ツアーの5日目です。このあたりになるとさすがに疲れも感じますが、旅もいよいよクライマックスです。今日は午前中に「天空の城」チヴィタ・バニョーレッジョを訪れ、午後には「永遠の都」ローマを観光します。

もちろん、外側だけでもその大きさや古代ローマ人の技術力の高さを知ることはできますが、やっぱり中に入ってみたいですよね。

そこで、まず朝一でチケットを買いに行きました。コロッセオの近くにもチケット売り場はありますが、実はフォロ・ロマーノの入り口のところにもチケット売り場があります。

コロッセオとフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘は、共通チケットになっていて1枚のチケットで3つとも見学できます。

ですので、混雑しがちなコロッセオの売り場よりも、フォロ・ロマーノの売り場の方が空いていておススメです。とはいえ、8時過ぎでも列ができていましたが。ちなみに、12ユーロです。

事前チケットでは、コロッセオに入れる時間が指定されていて私の場合は9時30分から入場できることに。

ちょっと時間があるので、コロッセオ近くのコンスタンティヌスの凱旋門を見に行きました。

キリスト教の公認で有名なコンスタンティヌス帝の凱旋門です。紀元315年に作られたとされています。だんだんローマ帝国がローマらしさを失っていった時代ですね。

細かな浮き彫りが施されています。しかし、なんとなく稚拙な感じがします。5頭身くらい?古代ギリシアや紀元前後の頃のローマの優美な彫刻と比べると、技術が落ちているようにも感じます。国力の衰退は、こういったところにも出るのかもしれません。

そして、いよいよコロッセオへ。詳しくは、下記の記事をご覧ください。

トラピックスのツアーで行くコロッセオの豆知識
トラピックスのイタリアツアーでは、ローマの象徴「コロッセオ」を訪れるものがほとんどだと思います。そこで、せっかく行くのですからコロッセオの基礎知識を頭に入れた上で鑑賞すれば、より楽しめると思います。

フォロ・ロマーノを見学

続いて、フォロ・ロマーノを見学します。

フォロ・ロマーノは古代ローマの政治・経済の中心地です。かつて、カエサルやキケロ、ポンペイウスといった人々が行きがったところだと思うとすごいところを歩いているなとちょっと興奮してきます。

今は、「遺跡」という感じでかつての風景を想像するのは少し難しい。それでも、古代ローマの空気は確かに残っている感じがします。

ここには、カエサルのお墓?神殿?があります。こじんまりした感じのところですが、お花がたむけられていました。

すこし高いところから、フォロ・ロマーノ全体を見渡すと古代ローマの遺跡であることがよく実感できます。2000年前の建物がこれだけ残っているのもすごいですね。でも、なぜフォロ・ロマーノだけこんな感じで残っているのでしょうね。残そうとして残したのか、偶然にも残ったのか。

そのまま続けてパラティーノの丘へ。パラティーノの丘は、ローマの7つの丘のうち裕福な貴族たちが住んでいたところで、帝政時代には皇帝の住居もありました。今でいうところの高級住宅街といったところでしょうか。

今では、邸宅跡などを見ることができます。

パラティーノ丘を見学して丘を降りると凱旋門とコロッセオのところに戻ってきます。

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皇帝たちのフォールムの通りも見どころいっぱい

そのまま、コロッセオから皇帝たちのフォールム通りへ出ます。幅の広い大きな通りです。かつて、ムッソリーニがパレードをするために整備させたんだとか。

通りの両側には、皇帝の銅像が立ち並んでいます。左が、事実上の初代皇帝であるユリウス・カエサル。右が、そのあとを継いで帝政を始めた初代皇帝アウグストゥスです。

通りの横も遺跡になっています。遺跡を眺めながら歩くことができます。

また、トライアヌスの円柱があるのもここ。

トライアヌスは、五賢帝の2人目の皇帝で、その在位中にローマ帝国の領域は最大となりました。そのトライアヌスが戦ったダキア戦役(現在のルーマニア周辺)の記録を、絵巻物風に残したのがトライアヌス円柱です。

戦役の様子が、順を追ってグルグルと描かれています。実は、文書でのダキア戦役の記録が残っていないので、この円柱がすごく重要な記録になっているそうです。

でも、絵を彫るの大変だったろうなあと思います。2000年近く残っているのですから、その苦労は報われたとも言えるでしょう。

マルクス・アウレリウスの騎馬像も

続いて向かったのが、カピトリーノの丘。これも、ローマ7つの丘の一つです。カピトリーノの丘は、神々が住まうところとされていて住居はなく神殿が立っていました。

現在では、カピトリーノ美術館などがあります。その丘の中央の広場には、マルクス・アウレリウスの騎馬像がデーンと立っています。

これは、レプリカで本物はカピトリーノ美術館で展示されています。

マルクス・アウレリウスは、五賢帝の最後の皇帝で、哲人皇帝とも呼ばれています。

キリスト教が支配的になったとき、ギリシャ・ローマの神々は邪教とされて、ローマ時代の数えきれない彫像などが破壊されました。

そんな中、この騎馬像が生き残ったのは、キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝と間違われたかららしい。

勘違いのおかげで貴重な傑作を見ることができるというのも皮肉ですね。

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パンテオンを見学

最後に向かったのは、パンテオンです。パンテオンは、もともとは初代皇帝の右腕だったマルクス・アグリッパが建造した神殿です。すべての神々にささげる神殿でした。

その後、五賢帝の3人目ハドリアヌス帝によって修復され、現在の形になりました。

「M・AGRIPPA」という文字が見えますね。街中に突然古代の建築物が現れますので、ちょっとびっくりします。ちなみに、入場料は無料です。

パンテオンの特徴はなんといっても、天井です。

丸いドーム状になっていて、天井にまるく穴があいていて光が差し込んでいます。(雨のときはどうしているんだろう)

2000年前にこんな構造を作ることができるなんて、すごい技術力ですね。なんといっても柱がありませんから。

現在は、キリスト教の教会になっています。かつて、すべての神々に捧げられた神殿も、現在は「唯一」の神に捧げられているのです。

ちょっとした皮肉でしょうか。

ローマよ永遠に

コロッセオやフォロ・ロマーノは、じっくり見ると半日はかかりますね。でも、ここがローマの、いや古代ローマの空気感をもっとも感じることができるところですから、じっくり見ないともったいない。

この日は、結構歩きましたね。2万5000歩くらいだったと思います。それでも、いろいろと見ることができて大満足でした。

皇帝達のフォールムの通りから見るコロッセオ。

これぞローマですね。ムッソリーニがここでパレードをやりたかった理由もなんとなくわかる気がする。ローマでしかできない演出ですからね。

永遠の都ローマは、2000年の月日が重なり合ったすばらしい街でした。

ローマよ永遠に!