【年金】付加年金とは?仕組みとメリットを分かりやすく解説します!

税・年金・社会保障

付加年金というものをご存じでしょうか。「年金」というと、自営業の人が入っている国民年金や、会社員が入っている厚生年金があり、こういったものは聞いたことがあるけれど、「付加年金」は知らないという方が多いのではないでしょうか。

私も、セミリタイアに向けて年金の仕組みなどを勉強している中で、「付加年金」というものを知りました。

実は、すごく「お得」な制度なのではないかと思い始めており、セミリタイアしたあとに、加入することを考えています。

今回は、「付加年金」について、その仕組みやメリットをご紹介したいと思います。

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付加年金とは?

まず、付加年金の概要です。

付加年金は、「第1号保険者」だけの独自の上乗せ年金になります。第1号保険者というのは、いわゆる国民年金のことで、自営業の方などが加入することになる年金です。セミリタイアしたあとには、会社員が加入している厚生年金から国民年金に切り替わることになりますので、セミリタイア後は必然的に第1号保険者になりますので、付加年金に加入することができます。

会社員の場合は、厚生年金に加入して、老齢基礎年金(国民年金に相当)に加え、老齢厚生年金を受給できます。いわゆる2階建ての年金ですね。一方、会社員以外の人は、国民年金の1階部分しかありません。そこで、これを補うために任意で定額保険料に上乗せ保険料を納付することで、年金受給額を増やすことができるのです。

付加年金の仕組みとメリット

次に、具体的な仕組みを見ていきましょう。

付加年金は、月額400円の付加保険料を国民年金の保険料に追加する形で納付します。国民年金の保険料が、月額16,340円(平成30年)ですので、合計16,740円納付するということですね。

で、もらえる年金がいくら増えるのかということですが、付加年金額は次のようになります。

付加年金額=200円×付加保険料納付月数

えっ、400円追加納付したのに、200円しか増えないの?

いやいや、ちょっと待ってください。

この付加年金額は、年金をもらっている限り上乗せが続きます。つまり、2年間付加年金をもらえば、元が取れてしまうわけです。そして、その後も付加年金をもらい続けることができます。この分は、完全に「お得」な分になりますね。

もう少し、具体的に見てみましょう。仮に、40歳でセミリタイアして国民年金に加入し、付加年金も加入したとします。そうすると、毎月400円の上乗せですから、400円×12カ月×20年(40~60歳)=96,000円を追加納付したことになります。

そして、もらえる付加年金額ですが、200円×12カ月×20年=48,000円(年額)となります。2年間もらえば、96,000円となり元が取れ、3年目からは48,000円を上乗せで受給し続けることができます。かなりお得ですね。

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注意点

お得な付加年金ですが注意点がいくつかあります。

①物価変動には対応していない

注意点としては、付加年金については、物価変動によるスライド(増額・減額)はないということです。普通の年金の部分については、物価の上下に応じて年金額も変動しますが、付加年金についてはこの仕組みがありません。

デフレ(物価が下がる)場合は、問題ないと思いますが、インフレ(物価が上がる)場合は注意が必要です。例えば、物価が2倍になりコンビニのおにぎりが100円から200円になったとしても、もらえる付加年金の金額は変わりません。

付加年金で100円もらっても、もうおにぎりを1個買うことはできなくなるのです。実質的にお金の価値が半分になることを意味します。とはいえ、銀行に預金していても同じことですので、付加年金をしない理由にはならないと思います。

②国民年金基金とは併用できない

国民年金基金も、国民年金に上乗せすることを目的としたものです。この国民年金基金と付加年金を併用することはできません。 「国民年金基金にも加入して同時に付加年金にも加入する」ということができないわけです。

ちなみに確定拠出型年金(iDeCo:イデコ)とは、併用可能です。ただし、掛金の上限に注意が必要です。

第1号保険者のの掛金上限は月額68,000円ですが、付加保険料を納付している場合は、付加年金保険料と合計して68,000円が上限となります。 つまり、付加保険料は月額400円なので、iDeCoの掛金上限は67,000円となります。 (iDeCoの掛金は1,000円単位での変更となるため)

まとめ:制度を賢く利用しよう

今回は付加年金についてまとめてみました。とても、お得な制度だと思います。意外と知らない方も多いのではないかと思います。

私も年金のことについて、勉強していたからこそ知ることができました。やはり勉強することは大事ですね。

セミリタイアしたあかつきには、是非利用してみたいと思います。

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