【ブラックスワン?】個人投資家は新型コロナウイルスにどう向き合うべきか

インデックス投資

中国に端を発する「新型コロナウイルス」の影響が拡大しています。

どうやら以前に流行したSARSを上回る患者が出ているということで、日本への流入・流行も時間の問題ではないかという気がしてきました。

そんな中、株式市場にも影響が出ています。

世界第2位の経済大国である中国経済の先行き不安から、世界的に株価の下落が発生しています。アメリカ市場、そして日本市場も下落基調になってきていますね。

今日の読売新聞に新型コロナウイルスの騒動は「ブラックスワン」かもしれないというアナリストの見解が載っておりました。

要するにかなり大きなインパクトを市場に与えるのではないか、ということなのですが、仮に「新型コロナショック」ともいうべき状況になったときに、我々個人投資家はどのように向き合うべきなのでしょうか。

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ブラックスワンとは?

まず「ブラックスワン」とはどういう意味なのか、気になったので調べてみました。

ブラックスワンとはその名のとおり、「黒い白鳥」という意味です。なんだか矛盾しているような名前ですが、どうやら本当に「黒い白鳥」は存在しているらしい。

あるとき「黒い白鳥」が発見されたのですが、それまで「白鳥と言えば白」と思っていたものが、実は黒いものが存在したというのはかなりの衝撃だったようです。

この話から、特に金融市場で予期していなかった現象が発生して大きな影響を与えるものを「ブラックスワン」と呼ぶようになったようです。

従来全ての白鳥が白色と信じられていたが、オーストラリアで黒い白鳥が発見されたことで、鳥類学者の常識が大きく崩れることになった。

この出来事から、元ヘッジファンドの達人として知られる認識論学者のナシーム・ニコラス・タレブ氏が著書の中で、確率論や従来からの知識や経験からは予測できない極端な現象(事象)が発生し、その事象が人々に多大な影響を与えることを総称して名付けたもの。 -野村證券HPより

ブラックスワンになりうるのか?

今日の読売新聞によると、新型コロナウイルスがブラックスワンになるかもしれないと見解を示したアナリストによれば、もしかすると「リーマンショック」を上回るインパクトかもしれないとも述べていたとのこと。

こういときは、だいたい悲観的な見解が大げさに取り上げられる傾向があるので、鵜呑みにはできませんが可能性がないわけではありません。

確かに以前にSARSが流行したときに比べれば、世界経済に占める中国のポジションは比べ物にならないくらい大きくなっています。

また、収束のメドも立っておらず、メーカーの工場も生産を止めている状態が長く続けばサプライチェーンへの影響も出てくるでしょう。

株式市場は、何がきっかけで変動するか分かりません。「風が吹けば桶屋が儲かる」式にとんでもないところから、暴落のトリガーが出てくるかもしれません

この可能性は常に孕んでいますが、新型コロナウイルス騒動でより不安定性が増しているのではないでしょうか。

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個人投資家はどう向かいあうべきか?

仮に「新型コロナショック」ともいうべき状況になった場合は、個人投資家はどのように向かい合うべきなのでしょうか。

スタンスとしては3通り考えられます。

  1. 株投資信託を売る
  2. 株や投資信託の買い増しに動く
  3. 静観する

1.株や投資信託を売る

世界中の多くの投資家が実行しそうなことです(だから、株価が下落する)

特に投資経験の浅い人に多そうなイメージ。

計画的にある程度ポジションを調整するというのであればよいかと思いますが、日に日に目減りしていく資産を見るのに耐えかねて、とにかく売ってしまわねば、という感じになるのはどうかと思います(いわゆる狼狽売り)

耐えられないということはリスクを取りすぎていたのということなので、自分の適正な投資額をきちんと守っていれば不必要な売却に動く必要はないでしょう。

2.株や投資信託の買い増しに動く

株式投資に慣れている投資家が取りそうな戦略です。

日ごろから株価が大きく下がったら、チャンスとばかりに買い増しをしようと準備しているケースも多いでしょう。

確かに株価が急落して割安な水準になれば、安値で仕込む絶好のチャンスになります。

ただ、難しいと思うのは「どこが底なのか」が後からでないと分からないということ。

いざ暴落が来ると、さらに下がるのが怖くて意外と動けないかもしれないと思うのです。

買い増したはいいけれど、その後もどんどん下がっていったらあまりいい気分はしないはずです。急落する前よりはよほど割安で買い付けできたことには変わりないですが、それでも「タイミングを間違った」という思いは残るはず。

理屈の上では大丈夫と思っても感情が幅を利かすのが人間というもの。そのあたりも踏まえてというのならば、買い増し戦略は一定の有効性はあるのではないかと思います。

3.静観する

最後は「静観する」です。

とくに何かをするわけではなく、もし定期積み立てをしているならそれをそのまま淡々と続けていく。

個人的にはこれが一番よいのではないかと思っています。現状の積み立て設定をいじらず、市場が上がろうが下がろうがそのまま継続する。

変に動いて「タイミングを逃した!」とか「タイミングが早すぎた!」とか、モヤモヤするくらいなら下手に動かない方が精神衛生上もいいような気がする。

大事なのは市場から退出しないこと、そして投資を続けることなのですから。

未来は誰にもわからない

2019年の年末に翌年からこんな騒動になるとはだれも思っていなかったでしょう(中国政府は知っていたかもしれませんが・・・)

未来というのは本当に何が起こるかわかりませんね。

株式市場でも、アナリストと称する人が「今年は○○○○円まで上がる」とかいろいろ予想していますが、あてずっぽうもいいところです。

16世紀前半のフィレンツェに生きたフランチェスコ・グイッチャルディーニもこう言っているのだから。

ある一事を選び、それが翌年にはどんな結果を生むであろうかということを賢人に判断してもらい、書き留めておいた人が、後になってからそれを読んでみたとする。その時その人は、賢人の判断の的中率が、惨めなほど低いことに目を見張るであろう。この世の中の出来事は、あまりにも複雑すぎるのだ。

私個人的には「3.静観する」でいこうと思っていますが、実際暴落になれば個別株とか買ってみたいという「欲」が出てくるかもしれませんね。その場合もヤケドしない程度にするつもりです。

なににせよ、個人投資家は落ち着いて対応することが肝要です。必要以上に恐れず、そして必要以上に楽観せず。

2020年の株式市場はどうなるのか?
投資を始めてからは、来年はどんな株式市場になるのかということが余計に気になるようになりました。果たして、2020年はどんな株式市場となるのでしょうか。そこに待っているのは天国か、それとも阿鼻叫喚の地獄なのか・・・

この記事にも書きましたが、結局未来はどうなるかは「分からない」というのが”正しい”結論です。

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